名店インタビュー「パティスリーララ」100年近い歴史に隠された味とは?

パティスリーララ

 

── お店の開業時期、その当時の想いなどをお聞かせください。

1932年三島広小路で創業、現在は三代目シェフになります。
「伝統のなかに、新しい発見ができないか!自分なりに作ったら、どんなお菓子ができるのか。」

私のお菓子づくりは、伝統への挑戦から始まりました。
伝統菓子に挑戦するには、伝統を素直に受け継ぎ確実に体得します。
ノウハウとして次世代に伝えられるレベルにまで達してからアレンジしていきます。

現れては消えてゆく流行菓子は他のパティシエ達に任せて、
「La toradition(伝統)」を受け継ぐことこそが、私の仕事と心得ています。

それは、先代のバウムクーヘンであり、師匠の焼き菓子マドレーヌであり、
シンプルなフランス菓子モンブランに表現されています。

店頭にはケーキ以外にも様々なお菓子が並ぶ。とても美味しそう!
静岡産「紅ほっぺ」が採れる時期限定のイチゴロールケーキ!新鮮卵の生地と3種類ブレンドした生クリームが絶品!

── 開業当初から現在までどのような変化がありましたか?

時代と共に、価格や流行り廃りもあり高度成長期にもオイルショックにもバブル景気にも踊らされず「愚鈍に素直に、美味しさだけを求めて」参りました。

── いまもっともイチオシの商品は何でしょうか?

今も昔も、「昭和からの贈り物」として一口シュー【ベビーシュークリーム】が昭和30年代からのロングセラー商品です。一口で食べられるため何個でもいけちゃいますよ。

クリームは今でも手絞り。
新鮮なたまごの黄身だけを使って、三温糖などとねりあわせ森永乳業から毎朝届く、
生乳100%の無調整牛乳でしっかりと炊き上げられたカスタードクリームはまろやかな風味とコクで、まわりの軽やかで柔らかいシュー皮との相性はバツグンです!

ロングセラー、手絞りのベビーシュークリーム。
学生さんからのメッセージもたくさん!地元に愛される洋菓子店ですね!
パティスリーララ「荻店」とてもオシャレな店構えです。


── 最後に風土jpで購入されるお客様、現地に来店される方にメッセージをどうぞ。

伊豆の入り口三島駅。その周辺に3店舗、富士の湧き水・清流で有名な三島市にお越しの際は是非お立ち寄りください。

菊川儀明 シェフ
1965,6,26生まれ
大阪あべの辻製菓学校卒業1986年
フランス・リヨン郊外・リエルグのお城をそのまま使った「シャトー・ド・レクレール」辻製菓フランス校第2期卒業
世田谷「オー・ボン・ヴュータン」1987~91’
リヨン「アロット」・「モンテラ」にて修行 1993年帰国
昭和7年創業、三島「ララ洋菓子店」 3代目オーナーシェフに就任、現在に至る。
静岡県洋菓子協会理事、東部洋菓子協会副会長
詳細はこちら!
URL  :https://www.hoodo.jp/rara/
店舗名 :パティスリーララ「荻店」
場所  :静岡県三島市萩66
営業時間:9:30~18:00
定休日 :水曜日
電話番号:055-987-7499